せっかく転職を決意しても、「どんな会社を選べばいいのかわからない!」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
これまでの転職経験から、こんな会社を選んでおけば間違いない!というポイントを挙げてみましたので、これから転職活動を始める方はぜひ参考にしてください。
求人情報から見極める
まず求人情報からホワイト企業を見極めるポイントをご紹介します。
休暇制度が充実している
私は転職活動中、土日祝休みや完全週休二日制などにプラスαした休暇制度がある会社かどうかを毎回確認していました。
たとえば
- 夏季休暇や連続休暇がある
- 入社初日~3か月以内に有給休暇がもらえる
など、制度が充実していて、さらに実際に取得実績があるかどうかもチェックしていました。
特に有給休暇は6ヶ月経たないと付与されない会社もありますが、半年間有休なしで働くのってけっこうしんどいですよね…。
転職したてで慣れないうちは体調不良になってしまうこともありますし、急な用事が入った時なども有休がないと欠勤になってしまいますので、できれば3か月以内に有休がもらえる会社をおすすめします。
また取得実績があるかどうかについては求人情報に書いていないこともあるので、面接で実際に確認してもいいと思います。
ちなみに、産育休や年末年始休暇などがあることは大前提です!
残業代は全額別途支給
求人を見ていると、給与の欄に「固定残業代○○円含む」「月30時間の残業を含む」などという文言が書いてあることがよくあると思います。
こちらは給料の中にあらかじめ一定時間分の残業代を含んで支払う制度、いわゆる「みなし残業」のことですね。
このような制度が取り入れられている場合、比較的残業時間が多いもしくは経理の人員が少ない小さめの企業が多いです。
みなし残業は超過分の未払いや深夜・休日出勤の割増賃金が反映されないなどの問題が起こっている会社もありますし、残業分は別途全額支給の会社のほうが安心して働けると思います。
残業時間が20時間以下
こちらは人ぞれぞれ基準があるかとは思いますが、ワークライフバランスを重視した働き方をしたいなら、残業時間が20時間以内かどうかを重視するべきかと思います。
残業が月20時間だったとしても毎日1時間程度は残業している計算ですから、18時定時だった場合毎日19時退社となり、そのあと家に帰ってご飯を食べて家事をして…と思うと、意外に時間に余裕がないですよね。
人手が十分足りていてみんなが帰りやすい雰囲気の職場であれば、月20時間を超えることはほぼないといえますので、目安のひとつにしてみてください。
大企業のグループ会社である
大企業に転職するのは大変でも、そのグループ会社に転職することは案外難しいことではありません。
特別強い上昇志向やベンチャー気質なわけでなければ、大企業のグループ企業への転職はとてもおすすめです。
なぜなら、親会社である大企業と同じ休暇制度や福利厚生が使えることが多く、働きやすさと安定した基盤が整っているからです。
私は初めて事務職に転職した時、「社名を聞いたことがある大きな会社のグループ会社」を選んで応募していました。
そして実際に転職したのも大企業のグループ会社で、福利厚生や休暇制度がかなり整っていましたし、大変働きやすく、現在の職業に就きたいと思うまでは「一生ここで働けるな」と思っていました。
人気企業に転職するよりは狙いめでもあると思いますので、求人情報を検索するときに意識してみてください。
ワークライフバランスを重視した制度がある
これまで話してきたことすべてが「ワークライフバランスを重視」していることにつながるのですが、特に制度として
- フレックスタイム制
- テレワーク
のどちらか、もしくは両方を導入しているかどうかは非常に重要です。
今後重要な人材を確保しながら生き残っていく企業として必ず導入するべき制度だと思いますし
この二つを導入できていない会社は、現代で常識になりつつある働き方改革の流れに乗り遅れているとも言えてしまいます。
働き方改革の動きがまったくない会社は応募するのを避けるのが無難です。
面接で見極める
求人情報から見極めた後は、面接で本当にホワイト企業かどうか答え合わせをしましょう。
チェックしておくべきポイントを挙げていきます!
面接官の雰囲気
これまでの経験上、ホワイト企業の面接はどこも面接官の方がフランクで話しやすい雰囲気を出してくれることが多かったです。
面接される側が緊張するのは当たり前なので、できるだけ普段と同じ状態で存分に自分をアピールできるようアイスブレイクの時間を持ってくれたり、経歴や出身地から面接には直接関係ない話を振ってくれたりします。
そのような方が面接官だとこちらも安心しますし、いい会社だなといい印象にもなりますよね。
ちなみに私は2回目の転職の面接で、担当者が自分の名前も所属も名乗らない、さらに遅れてきたもう一人の面接官もいったいどこの部署の誰なのかわからない、という状況のまま面接が進んだことがありました(笑)
面接官が人事担当なのか現場の担当者なのかでこちらから質問する内容も変わりますし、なんなんだ…と思いながら面接を終え、「ここはないな」と気持ちを切り替えて帰ったことを覚えています。
皆さんも、たとえ内定をもらっても面接官の対応に違和感を感じたら、スルーせずよく考えて返事を決めてください。
面接の時間や回数がしっかり確保されている
面接の時間は、1次面接だったとしても一人に対してだいたい1時間程度の時間が確保されていることが一般的かと思います。
面接回数が多い場合はその限りではないかもしれませんが、書類選考が通った後の転職の面接は1~2回のところも多いです。
1時間あればこちらからの質問時間もしっかりとってくれますので、前もって聞きたいことや確認しておきたいことを用意しておきましょう。
連絡が業務時間内である
面接内での話ではないのですが、
- 面接に関わる連絡が業務時間内である
- メールの返信が1営業日以内にある
この二つは確認しておきたいポイントです。
たとえば人事担当からの連絡メールが深夜に届いていたら「そんな時間まで仕事をする会社」ということになりますので、内定が出ても入社するのはやめておいた方がいいでしょう。
メールの返信も1営業日以内にあるのであれば問題ありませんが、2営業日以上空いてしまう場合はよっぽど人手が足りず手が回っていないか採用にあまり力を入れていない会社である可能性があります。
こちらから早めに返信しているのにも関わらずそのような状況であった場合は、よく考えてその後の選考に進むかを決めた方がいいと思います。
まとめ
ここまで求人情報や面接の中から読み取ることができるホワイト企業の特徴をお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
働きやすい会社で安心して毎日仕事ができるように、ホワイト企業の特徴を抑えて転職活動をすすめてください!