転職活動を始めるにあたって、もっとも重要なことは自分をよく知ることだと私は思っています。
自分のことをより深く理解することで、より自分にあった業界や企業を選ぶ事ができます。
これまでの転職経験からどのように自己分析を行ってきたのか、私自身の体験談を交えてご紹介したいと思います。
自分のことをよくわかっていないまま転職活動をするとどうなるのか?
自分のことをよく理解していないまま転職活動を行うと、内定をもらえたとしても、入社後に高確率で企業とのミスマッチが起こってしまいます。
事務職に転職したけれど、細かい数字のチェック作業が苦手で苦痛…
バリバリ働いて年収を上げたいと思ったけど、毎日慌ただしくて辛い。もっとのんびり働けるところにすればよかった…
事前に自己分析を行い、面接でその会社や仕事が自分にあっているかどうか確認できないと、転職できたとしてもその後辛い思いをすることになるかもしれません。
どういう働き方がしたいのか?から企業選びをする
まずはじめに、自分がどのような働き方をしたいのかを考えてみましょう。
- 販売職でノルマに追われる仕事に疲労感を感じ、ノルマのないオフィスワークをしたい。
- ライフワークバランスを重視できる、残業の少ない仕事に就きたい。
例えばこのような働き方がしたいということであれば、こちらを条件に企業選びを絞ることができます。
まずは自分にどんな会社が合っているのかを知るために必要な作業ですね。
得意・不得意なことを整理して、スキルの棚卸しをする
どんな人にも得意・不得意はあります。
得意なことはそのまま仕事に活かせばいいですし、苦手なことは仕事ではなるべく避ければよいのです。
自分にとってできること・できないこと、またやりたいこと・やりたくないことを整理することでどのような仕事に就けばより楽しく働くことができるのか考えてみましょう。
例えば
- 人とコミュニケーションを取ることは得意だが、人前で説明したりプレゼンしたりすることは苦手。
- 社外の人とやりとりするより、社内で仕事がしたい。
このような人であれば、営業職ではなく営業事務などのサポート業務のほうが向いていると言えます。
自己分析の結果を志望動機に生かす
転職活動の面接においても、基本的に志望動機はほぼ確実に聞かれます。
そして自己分析は面接対策にも必ず役立ちます。
特に志望動機について、「このような性格で、こういうことが得意だから、この職種や企業を志望する」と言えると説得力のある志望動機を伝えることができるのです。
またもうひとつのポイントとして、どのような働き方がしたいのか?を突き詰めると将来どうなりたいのか?ということがぼんやりとでも見えてくると思います。
そうすると、長く働くことを前提とした話し方ができるようになります。
企業は多くの時間と予算を割いて人材確保をするため、当たり前ですが長く働いてくれる人を採用したいと思っています。
面接の中で、「将来は御社でこういうポジションにつきたいです。」と言うことができればかなり好印象を与えることができます。
まとめ
- どういう働き方がしたいのか?から企業選びをする
- 得意・不得意なことを整理して、スキルの棚卸しをする
- 自己分析の結果を志望動機に生かす
以上の3つのポイントを抑えながら転職活動における自己分析についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
自己分析とあわせ、企業や業務についての理解を深めることができれば転職後のミスマッチの確率は大きく減らすことができると思います。
ぜひこちらを参考に自己分析をして、納得のいく転職活動ができるよう頑張ってください!